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教材が担う「第三の役割」

· 教材戦略のヒント

先日お会いした元クライアントさんから、こんなご報告がありました。

「典子さんに作ってもらった講座の案内書。お客様にお渡ししただけで、申込みに繋がりました。私はただ資料をお渡ししただけ。読んだだけで自ら申込みしてくれました」

嬉しいご報告をありがとうございます。

 

このとき作成したのは「講座の案内書」でしたが、その設計思想は「教材」づくりと同じ。

「講座の価値を適切に可視化し、それを手にしたお客様に然るべきアクションを促す」という思想です。

講座市場の今

近年、個人で起業する人が増えてきました。

個人起業家にとって、在庫を持たず、初期投資も不要で、自分が持つ知識や経験・スキル・ノウハウを元手に運営できる「講座ビジネス」は、もっとも参入障壁の低いビジネスの1つとなり、次から次へと新しいコンテンツが生まれています。

その結果、消費者にとっては、「どれが優良講座か?」「どの講座が自分に合うか?」を見極めること自体がとても難しくなっています。

そんな中、いかに適切に消費者に自分の講座の価値を伝え、選び取ってもらうか?は、多くの方が身近に意識せざるをえない重要課題ではないでしょうか。

そこで、今まで以上に重要視されてきたのが「集客」と「差別化」の視点。

集客のために必要な「認知」の拡大・強化を目的に、講座の「プロモーション」や「ブランディング」に戦略的に取り組むことは、これまで以上に優先すべきものとなっていて、誰もがそのやり方を模索しています。

教材が担う「第三の役割」

そこで注目したいのが、教材が持つ「可視化」の役割です。

教材は、「コンテンツを講師から受講生に伝えるもの」であり、「受講生が効果的に学習に取り組めるもの」でもありますが、同時に、「講座の価値や独自性を可視化するもの」でもあるのです。

これが教材が担う「第三の役割」です。

講座ビジネスで顧客を獲得するには、独特の難しさが伴います。その理由は、講座が「目に見えない無形サービス」という点にあります。有形の商材と違って、顧客対象者に、実際に手に取って見たり触ったりしてもらうことができません。

そのため、購入の意思決定に至る消費者心理も、有形サービスとは異なるため、販売側には受講契約を獲得するうえでの独特の工夫やコツが求められます。

そんな無形サービスの中にあって、随一「リアルな形」を伴って、講座の価値や独自性を見える化することに役立つのが「教材」です。

例えば…

テキストを見れば、講座のカリキュラム内容が想像でき、ワークブックを見れば、講座内で取り組む作業が分かり、指定された参考図書を見れば、その講座が大切にしている思想が汲み取れるように。

講座の内容そのものズバリを100%表現することは難しくても、教材を通して提供できる「目で見てとれる情報」は、たとえそれが断片的であっても、多くの価値を雄弁に語ってくれるものです。

そんなツールの存在を、講座の告知ページで紹介したり、講座の説明会や体験会の参加者に見せることは、プロモーションや集客を考えるうえでの大きなアドバンテージになります。

さらに、教材は、講座を通して受講生に提供されたその瞬間から、一人歩きしていく可能性があります。あなたの講座の受講生が、教材を何気なく第三者に見せたりすることも大いに考えられます。

 

その教材が、配慮が行き届き、きちんと作られた教材だったら? 

パッと見ただけで、なんだかワクワクするような記憶に残る教材だったら?

 

それだけで興味を引いたり、口コミに繋がる可能性があります。

教材に「ビジネス」の視点を取りれる

このように、教材をきちんと整えることは、講座のブランディングにも役立ち、講座の存在を人に伝えやすくすることにも繋がるのです。

 

教材を設計する際、まず意識すべきは「受講生目線」、その次に「講師目線」。

「受講生の学習を強力にサポートしつつも、講師の業務負担を軽減してくれるを教材とは、どんな形?」という問いで発想していきます。

 

そして、最後にもう1つ意識していただきたいのが「経営者目線」。

「どんな教材だったら、講座のブランディングや集客に役立つ?」というビジネス目線も、ぜひ添えていただきたいと思います。

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